飽きるまでやります。

私の私による私のためのメモ。内容に一切の責任を負えません。

YAPC::Tokyoに参加した話

概要

YAPC::Tokyoに参加したので感想です.
感想を上げるまでがイベントだとかなんとか.

私のスペック

琉大生です.

Perlは2時間くらいしか触ったことがありません.普段はPython機械学習OpenCVなどしています.Cもほんの少し分かります.
今回は別件で東京に行く必要があって日にちが自由に選べる感じだったので,合わせてYAPCに参加した次第です.

交通費支援への申請は自重しましたが,学生無料に感謝します.

Opening

ノベルティが豪華でした.シールはあまりPCに貼らないのでどうしようかという感じですが,mercariのがYAPC感と浅草感があり良かったです.
今年のテーマは報恩謝徳ということで,Macの辞書で一発で変換できない聞きなれない熟語でしたが,恩に感謝し報いることということで,色々なところで開催され東京に帰ってきた(らしい)YAPCにぴったりのテーマだと感じられました.

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

Perl入学式の資料で名前が出ていたので名前だけ知っていたpapixさん.

Hatena Blogという大きなサービスの開発現場の話を聞けたのは貴重な体験であったと思います.
なんかすごそうな人たちの集まりであっても開発は停滞しそれに対してアジャイル(スクラム)は有効な一手になるという知見を得ました.電子的なメモがたくさんある時代でも物理メモってある程度の効果を発揮するのは分かるという感じでした.

私とOSS活動とPerl

前田隼輔さん.

言語間の違いを統一したいからコードを書いて,公開したいというより会社で使いたいからGitHubに上げたというストーリーは面白かったです.
些細なことでもアップロードしていいらしいCPANという存在も大きいのかなと感じました.

僕も何か書いたらGitHubに上げたいと思います.

Perl to Go

xaicronさん.

GoもPerlも分からんので8割分からなかったです.勿体無い感がすごい.
Goは流行っているし興味があるのでそのうちやりたいと思っていますが,なかなか時間が厳しい感じがあり辛いという感じです.

ランチセッション

昼ごはんに浅草っぽいお弁当をもらいました.私の後ろの席の人が,弁当のスポンサーなのに弁当が残ってなくて食べられなかったと嘆いておりすんませんと思いながら美味しく頂きました.感謝します.

1つ目のお話はGarudaというシステムの話でした.Pythonではデータは基本的にテーブル構造になっていればなんとかなるみたいなところがあるので,いまいち実感が湧かずといった感じでした.ユーザが手段を意識せずにデータを使えるのは強みな印象を受けました.

2つ目のお話は20歳でPerlエンジニアになった方のお話でした.遊撃チーム,イカしたネーミングの部署だと思いました.

Perl on Rails

大仲 能史さん.

良い機能があるので移植していき,裏目的でRailsを布教するという動機が面白かったです.
こういった機能の移植って,他言語のチュートリアルを終えた後の一手としても良い気がします.

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

Kang-min Liuさん.

Perlのことは分からないので笑いどころがよく分からない部分等もありましたが, "ゴミコード…社内にいっぱいある(小声)" というぼやきはよく覚えています.

レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜

我らがアナグラさん.キャーアナグラサーン.

これを聞きに東京まで来た…というと過言ですが,同じ社会的身分(?),すなわち同じ大学同じ学科同じ学年の知人の登壇なのでPerlは分からないが聞きました.

Perlのことは分からないので昔を振り返るというのは年齢層が高い(らしい)Perl界隈にはウケていたと思います.事実私の後ろの席の人が彼はPerl界の若手のホープだ!!琉大熱いな!!とべた褒めしていました.@AnaTofuZがホープだというのは事実だと思いますが琉大は関係ないんじゃないかなという認識があるので,琉大生は彼と後2年同じ環境にいることをもっと活用しよう!という感じです.

WebVRで作品を作って展示しよう

hitode909さん.個人的に一番印象に残ったトークでした.Perlが分からないというバイアスはありますが.

WebブラウザVRができるという,もはや何を言っているんだという感じですがしっかりVRで素直に驚きました.
難しそうな技術,例えばVRであったり,そういったものを広く一般に使いやすくする橋渡し的な技術は偉大だと思います.

私は新しいアイデアというものを出すのが苦手なので,hitode909さんの発想力が羨ましい感じでした.

実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう

わいとんさん.

Perlで顔認識…一体どうやるんだ…と勝手に間違った期待を持って聞いたトークでしたが,タイトル通りサーバレスPerlの方が主題でした.
環境が用意されていない言語って体験したことがないので,Perl界隈の人は苦労してそう…という印象でした.

Dive into MySQL Error

yoku0825さん.

最近SQLの知識が基本的なことしかないのに地獄のようなMySQLのデータを掘っていてとても辛いので聞きました.

こんにチバ!!
が一番印象に残っていると言ったら流石に失礼ですがこんにチバという感じでした.

結果としてシンタックスエラーとかそういう話ではなく,もっと大局的なSQLのエラーだったので私の辛さは軽減されませんでしたが,狭い世界での話ではなく,エラーコードの番号の仕組みだとか区分だとかの勉強になる話や,エラーメッセージベタ打ちだとかの恐ろしい話とか,普段触らない分野の話を聞けたのは素直にためになったという感じでした.

LT

ライトニングすぎて忘れました.

Closing

Perlは好きですか? に対して手を上げなかったところ何しに来たんですかねwと言われすんませんという感じでした.別に嫌いではないので許してください.

印象に残っている言葉は2つあって,1つは ”YAPCなのにPerlの話題が多かった” です.
僕がPerlのメリット的な点を@AnaTofuZに聞いた時彼が言った,Perlはコミュニティという言葉の妥当性を感じる言葉でした.

もう1つは貢献についての話でした.
私は特定の言語を愛しているということはなく特に技術力が高いわけでもないので,技術的な貢献力はほぼ皆無と言っていいんですが,そういった人間に対して,例えば感想エントリを上げるだとか,そう言った貢献の仕方を “できる” 側の人が言ってくれるのは結構な救いなのではと感じました.

懇親会

懇親会は不参加でした.
人に私を紹介する前に私が私の行き先を決めかねている感じなので色々な懇親会はパスしているんですが,来年度は色々なコミュニティの懇親会など行って人と関わってみたいという感じはあります.

おわりに

YAPC::Tokyo2019の感想でした.
運営の方も参加者の方もありがとうございました.